【Apex】DirectX12の導入方法|パフォーマンスの変化も調査!
Apex Legendsで「DirectX12」を実装する方法を解説しています。
DirectX12のメリットや、有効化後のパフォーマンスの変化についても調査してきたので、是非参考にしてみてください。
DirectX12の導入方法
起動オプションに入力
シーズン21のアップデートで、前回までのコマンドは使えなくなりました。
シーズン21以降は下記のコマンドを起動オプションに入力することでDirectX12を適用することができます。
-anticheat_settings=SettingsDX12.json
他の起動オプションを入力している場合は、コマンド同士の隙間に半角スペースを空けるようにしてください。
起動オプションの入力方法
STEAM版の場合
ライブラリからApexの画面に移動します。
画面右側にある「歯車」のボタンを押して「プロパティ」を開きます。
一般の起動オプションの部分に適用したいコマンドを入力して、Apexを起動すれば反映されます。
他の起動オプションを設定している場合は、構文の間に半角スペースを空けましょう。
EA版の場合
インストールしたゲームからApexを選びます。
画面の中央辺りにある「管理」ボタンを押してプロパティを開きます。
プロパティの下にある「詳細な起動オプション」に適用したいコマンドを入力して、Apexを起動すれば反映されます。
切り替え時にシェーダー処理
DirectX11からDirectX12に切り替えに成功している場合は、切り替えた後の最初の起動時に約10,000程度のシェーダー処理が入ります。
ロビーの画面右下に記載
DirectX12で動作している場合は、ロビーの右下にDirectX12(ベータ版)と表記されるようになります。
DirectX12とは?
最新バージョンのDirectX
DirectXは、マイクロソフトが開発した、PCゲームのグラフィックなどを処理するためのAPIです。
Apexの設定ではDirectX11が使われていますが、起動オプションを入力することで最新のDirectX12を適用することができます。
DirectX12対応か調べる
Windowsボタンを押して、検索ボックスに「dxdiag」と入力し、「DirectX診断ツール」を開きます。
DirectX診断ツールの「システム」タブにある「DirectX バージョン」に「DirectX12」と記載されていれば、DirectX12に対応しています。
DirectX12にするメリット
ゲームのパフォーマンスが上がる
DirectX11→DirectX12に変わることによる詳細な変更点は非常に複雑なので一旦置いておき、ざっくりとしたメリットをまとめると、ゲームのパフォーマンスが向上します。
細かい処理が必要なタイミングに限られることで負荷が軽減されたりと、プログラムの制御が優秀になっているようです。
実際にどの程度パフォーマンスが変化するのか調査してきたので、当記事の下部で紹介していきます。
引き伸ばしプレイヤーにおすすめ
Apexで解像度16:10を引き伸ばしてプレイしていると、裏画面に飛んだ際に解像度の切り替わりで画面がチラついたり、ウインドウを操作できるようになるまでに時間がかかったりします。
DirectX12を適用していると、Windowsボタンを押してもApexが閉じなくなるため、Apexを開いたままで別タブの操作が可能になります。
画面を引き伸ばしていてもそのまま操作が可能なので、引き伸ばし設定を使っている時の煩わしさが軽減されます。
引き伸ばし設定については↓下記の記事を参考にしてください。
▷おすすめのビデオ設定と引き伸ばしや視野角120のやり方
パフォーマンスの変化
条件が同じ状況で、パフォーマンス数値が一番高かった時の測定結果をまとめてきました。
※グラボのスペック:RTX2070SUPER
ロビー内
DirectX11
DirectX12
項目 | DirectX11 | DirectX12 |
---|---|---|
GPU温度 | 64°C | 59°C |
GPU使用率 | 26% | 28% |
GPU電力 | 64w | 63w |
ファン速度 | 911RPM | 631RPM |
CPU使用率 | 19% | 21% |
射撃時(ボルトSMG)
DirectX11
DirectX12
項目 | DirectX11 | DirectX12 |
---|---|---|
GPU温度 | 75°C | 72°C |
GPU使用率 | 70% | 64% |
GPU電力 | 142w | 140w |
ファン速度 | 963RPM | 877RPM |
CPU使用率 | 42% | 46% |
ジブウルト+ドーム
DirectX11
DirectX12
項目 | DirectX11 | DirectX12 |
---|---|---|
GPU温度 | 79°C | 78°C |
GPU使用率 | 92% | 86% |
GPU電力 | 176w | 166w |
ファン速度 | 1050RPM | 1032RPM |
CPU使用率 | 47% | 43% |
検証結果
パフォーマンスの検証で分かったのは、より高い負荷がかかる状況では消費電力などへの影響が大きくなることが分かりました。
反対に負荷があまりかかっていないような場面ではそこまでの変化は見られませんでした。
BANの危険性はある?
公式がフィードバックを求め
DirectX 12は、そもそもApexの公式がゲーム内に実装しようとしている機能です。
シーズン15が始まった際のアプデでDirectX 12のベータ版が実装され、その際にApexの開発者がreddit上でDirectX 12を有効化させるための起動オプションのコマンドを公開し、ユーザーにフィードバックを求めていました。
そのため、DirectX 12で起動したからといってアカウントがBANされるようなことは絶対にありません。
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