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Valorantの振り向きとは?感度の計算方法やプロの振り向き設定も紹介

2024/04/15

Valorantを気持ちよくプレイするには、プレイヤーの感覚に合った感度調整はとても重要な項目です。 そんな感度の調整でよく使われる用語が振り向きです。


この振り向きを理解することで、自分に合った感度設定を見つけることができるでしょう。そこで今回の記事では振り向きとはなんなのか、その設定方法まで解説していきます。


また、Valorantの第一線で活躍しているプロプレイヤーの設定も合わせて紹介しているので、参考にしてみてください。

Varolantの振り向きとは

振り向きとは、マウスを動かした際に操作しているキャラクターが180°回転し、後ろを向くまでの距離のことを指します。


この振り向きまでの距離が短いほどハイセンシ(高感度)、長いほどローセンシ(低感度)、どちらでもないその中間をミドルセンシ(中感度)と言います。


また、プロのプレイヤーもハイセンシからローセンシまで使用していることから、振り向き感度に正解はないといえるでしょう。

Varolantの振り向きとマウス感度の関係

Valorantの振り向き距離は、Valorantのゲーム内感度とマウス感度(DPI)の設定によって変わってきます。


h3Varolantの振り向きとマウス感度の関係


ゲーム専用に開発されているゲーミングマウスの多くは初期設定で、400DIP、800DIP、1,600DIP、3,200DPIの4つがあり、DPIの数値が低いほどゲーム内感度を変えた時のeDPIの変動が少なくなります。 多くのプレイヤーは基本400DPI、800DPIを使用しており、数値が低いほどマウスのセンサーエラーが起きにくいためおすすめです。

Varolantの振り向き計算の方法

振り向き距離はマウスを1インチ(2.54cm)動かした時に何ドット動くかによって割り出すことができます。 仮にマウスを400DIPに設定した場合、マウスを2.54cm動かすと400ドット動きます。この計算方法だと振り向き距離の計算がややこしくなってしまうため、今回は以下の計算式を使用してeDPIを割り出してみましょう。


マウス感度(DPI)×ゲーム内感度=eDPI



DPI 400×ゲーム内感度0.7=eDPI280
DPI 800×ゲーム内感度0.35=eDPI280


このeDPIが分かっていると、DPIやゲーム内感度の設定数値が違っていても同じ振り向き距離で遊ぶことができます。

Varolantの振り向き計算におすすめのツール

VALORANT 振り向き計算ツールは、DPIやゲーム内感度を入力することで振り向き距離を自動で計算してくれるツールです。


使い方は簡単で、自分のマウス感度DPIとゲーム内感度を入力するだけで振り向きの数値を出してくれます。普段使っている感度を調整したり、新しく感度を設定する時に便利なので使ってみてください。

VALORANTの振り向きを決めるコツ

振り向きは各プレイヤーの好みに依存しますが、設定の幅はある程度決まってきます。紹介する3つのコツを使い、自分なりの感度設定を見つけてみてください。

プロの感度をそのまま使う

まずは自分の好きなプレイヤーの設定をそのまま使ってみましょう。プロプレイヤーでもハイセンシからローセンシまで十人十色の感度を使用しているため、その中から自分に合った感度が見つかるかもしれません。

ボット撃ちで少しずつ調整していく

プロの設定を使用してみて違和感を感じる場合は、そこから自分なりに設定をアレンジしてみましょう。 自分の使っているデバイスやデスク環境によって感じ方は違うため、自分にあった設定があるはずです。

設定を頻繁に変えずしばらく使ってみる

もともと使っていた振り向き感度から設定を変えると、初めは違和感を感じるでしょう。ですが新しく振り向き感度を設定したら、身体に馴染むまで最低1カ月は設定を変えないようにしてください。


ある程度使用してみて、それでも違和感を感じた場合はまた新しい感度を試してみてください。

Valorantのプロの振り向き

ここまで振り向きの決め方を解説してきましたが、具体的にはどれくらいの数値に設定すると良いのでしょうか?今回は国内外で活躍している有名なプロプレイヤーの設定を参考にしていきましょう。

Laz選手(ラズ)

Laz

名前Laz選手
所属チームZETA DIVISION
マウスDPI800
ゲーム内感度0.34
eDPI272
振り向き24.01cm

日本出身であるLaz選手は、国際大会“2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 - Masters Reykjavík”で3位に輝いているZETA DIVISION所属のプロプレイヤーです。


そのエイム力は圧巻で、射線に一瞬でも顔を出せばLaz選手が得意としている武器”オペレーター”で簡単にキルを取られてしまいます。


そんなLaz選手の感度はミドルセンシ(中感度)で、誰にでも馴染みやすい感度設定になっているので、一度試してみてください。

Something選手(スミス)

Something

名前Something選手
所属チームPaper Rex
マウスDPI800
ゲーム内感度0.7
eDPI560
振り向き11.66cm

ロシア出身であるSometing選手は、2023 VALORANT Champions Tour Pacific Leagueで優勝しているPaper Rex所属のプロプレイヤーです。


彼の最大の特徴といえば、激しい視点移動のハイセンシ(高感度)にあります。特に、メインキャラであるジェットのウルト発動中は、見ているプレイヤーですら何をしているのか分からないくらい圧巻のプレイを見せてくれます。

Demon1選手(デーモンワン)

Demon1

名前Demon1選手
所属チームNRG
マウスDPI1600
ゲーム内感度0.1
eDPI160
振り向き40.82cm

アメリカ出身のDemon1選手は、Valorantに限らずAPEXなど多くのタイトルに参入しているNRG所属のプロプレイヤーです。


彼の最大の特徴はローセンシ(低感度)を最大限に活かした正確無比なエイム力と、丁寧なプリエイムにあります。


ローセンシは振り向き距離がとても長いので、プリエイムをしっかりと行わないと反応はできてもハイセンシのプレイヤーに撃ち負けてしまいます。


ですがDemon1選手はプリエイムがとてつもなく綺麗で、エイム力もあるためとにかく弾を外しません。 最小限の動きと、修正舵で敵をなぎ倒していくプレイ映像は圧巻です。

まとめ:Valorantの振り向きの仕組みを知って快適なプレイを

今回は、Valorantにおける振り向きと、その設定方法について解説していきました。振り向き距離に正解はなく、各プレイヤーの好みに依存するため、プロの感度を参考にしながら自分なりにアレンジしていくのがよいでしょう。


また、振り向き距離の設定を頻繁に変えると身体に馴染まずエイムも安定しないため、しばらく同じ設定で使用することをおすすめします。

ゲームホリック編集部

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