『League of Legends』光を操る魔法使い!扱いやすいシンプルなメイジ!ラックス解説!
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/champions/lux/
(パッチノート14.1時点での情報です)
この記事ではラックスの性能や使い方をご紹介いたします!
光の才女 ラックス!ポーク・ハラスに優れたアーティラリーメイジ!
ラックスはSUPやMIDでピックされるメイジ/サポートのチャンピオンです。
特徴はどのスキルも射程が長い上にバースト力も高いため、長い射程から敵を攻撃することに長けたアーティラリーメイジと敵を一瞬で倒し切ることに長けたバーストメイジの両方に分類される点です。遠距離から相手を光の魔法で倒し切る、それがラックスのプレイスタイルになります。
スネアによるキャッチ能力、AoEシールドによる自身・味方へのサポート力、視界を取れるスキルを持つことなどもふまえ、MID以上にSUPとしてピック運用される場合が多いです。
どのスキルも射程も効果も優秀かつAoEで複数を巻き込むことができる反面、対象指定スキルを持たず全て方向指定系のスキルのため、避けられないようにしたり効果的に複数にヒットさせたりするには高いスキルショット制度が要求されます。
方向指定スキルの練習やアーティラリーメイジとしての立ち位置を学ぶのにうってつけのチャンピオンとなっています。
キャラデザインやスキルの元は東方Projectの「霧雨魔理沙」だといわれています。Rの名前は魔理沙のスペルカード「ファイナルスパーク」であり極太レーザーを放つのも一緒、スキンにも魔理沙に見えるものがあります。
パッシブ イルミネーション
「攻撃スキルが命中した対象を6秒間「イルミネーション」でマークする。マークした対象にラックスのAAかRファイナルスパークを当てた場合、マークを消費して追加魔法ダメージを与える。」
このスキル自体にCDが無く、E→AA→Q→AAなど繰り返し発動可能でラックスのダメージを底上げしてくれる大切なスキルです。敵チャンピオンはもちろん、ミニオンにも有効なため意識しておくとCSの取りやすさを向上させてくれます。
このパッシブを発動させやすくするためか、ラックスはアーティラリーメイジの中ではAAの発生やモーションが非常に優秀です。
このスキルを発動させるリターンは大きいものの、中・長射程を得意とするラックスが敵チャンピオンにAAをしにいくのはリスクも高いため、発動タイミングを見極める必要があります。
Q ライトバインド
「一度だけ貫通する光の玉を発射し、当たった敵に魔法ダメージとスネア効果を付与する。」
最大1175もの射程を誇るロングレンジなスネアスキルです。威力や拘束時間は決して高くはありませんが、1体の敵を貫通するため、複数のチャンピオンをスネアしたりミニオン裏のチャンピオンをスネアすることが出来ます。
自衛・キャッチ共に優秀なスキルですが、自衛面では行動不能CCでは無いため相手の行動を許してしまう点、キャッチ面では弾速が遅く回避が容易である点がネックなポイントとなります。キャッチの際は可能ならば味方のスキルに合わせ、CCチェインを行うのが効果的です。
W プリズムバリア
「指定方向に杖を投げ、自身と杖に触れた味方チャンピオンにシールドを付与する。杖は最大距離に達するとラックスの元へ戻り、触れた味方チャンピオンとキャッチしたラックス自身に再びシールドを付与する。」
方向指定のAoEシールド付与という珍しい特性を持ったスキル。自身には1回分は即時に付与されるが、味方にシールドを付与するには杖の弾速を考えなければならず、的確に相手の攻撃をシールドで防ぐには使用タイミングを考える必要があります。自身には確実に2回分のシールドが付与されるが、味方に2回当てるのは距離が近くないと難しいので注意。
自身の進行方向に投げれば杖がすぐに手元に戻り、2回目のシールドが早めに付与されるため、バースト力の高い攻撃を受ける際に有効。逆にDoT系のダメージの場合は自身の進行方向とは逆に投げることで2度目のシールドが遅くなり、長い時間シールドを得られるため、使い分けを覚えるのが肝心となります。
E シンギュラリティ
「指定地点に視界を得る光の玉を放ち、範囲内の敵にスロウ効果を付与する。効果時間終了時か再使用時に光の玉が爆発し、範囲内の的に魔法ダメージとスロウを与える。」
射程・範囲ともに優秀であり、光の玉の設置も高速で行われるため、ハラスやポークの主力となるラックスのメインスキル。展開時からスロウを与えることは出来るが、ダメージが発生するのは爆発時のみのため、相手を範囲に捉えたら逃さずに爆発させるのが重要です。
クールダウンは使用した時点でカウントが始まるため、ミニオンウェーブが来る前に予め到達地点に置いておくことで、2発目のEを打つのが早くなりウェーブクリアスピードが大きく向上します。
ロングレンジから視界を得ることができ、光の玉は5秒持続するため、ブッシュチェックなどの際に非常に有用です。ラックスは襲われるとなすすべがないので暗いJG内などは丁寧にこのスキルでチェックしましょう。 マナの消費が大きめなのが注意点で、レーン戦でも視界取りの際にもマナの管理には気を配る必要があります。
R ファイナルスパーク
「光のエネルギーを集めて、指定方向に大規模なレーザーを放ち、範囲内の敵に魔法ダメージを与える。パッシブの『イルミネーション』効果を受けている敵に命中すると、爆発させて追加魔法ダメージを与え、再度『イルミネーション』を付与する。」
超長射程かつ視界も確保できるレーザービームを放つ強力なスキルです。Ultとしてはクールダウンが非常に短く、特にスキルレベルを上昇させると更に短い間隔で打てるようになるため、ミニオンウェーブの処理、バロンなどの視界確保、オブジェクトのスティール、など気軽に放つことができるスキルです。集団戦前にポークとして使い、集団戦中にもう一度使い、集団戦後に逃げる相手への追撃として使うといった連発もビルドによっては可能です。
AA以外にパッシブの「イルミネーション」を爆発できる貴重な手段であり、QやEでパッシブを付与してからこのスキルを当てることで高いダメージを出すことが可能です。
横幅はそこまで大きくなく、横に動かれると当たらないことも多いため、Qのスネアを当ててから使ったり味方のCCに合わせたりなど確実に当てるには相手に避けられない状態で打つのがベストです。
このスキルの珍しい要素として、1秒間の詠唱があるもののスタンやサイレンスなどでは詠唱が止まらない、見た目と異なり弾速が無いスキルでヤスオのWなどに防がれない、といった長所があります。
ラックスのオススメルーン
ラックスで一般的に用いられているルーンです。ラックスはQとEでCCを持つため、彗星を当てやすく、Qでは追い打ちのルーンも発動するためダメージを稼ぐことができます。
元々非常に短いRスキルのCDを至極の賞金首狩りで更に短くすることで、強力なRスキルでありながらとにかく短い間隔で連発することができるようになります。
ラックスのオススメアイテム
SUPラックス
1.ルーデン コンパニオン
2.ソーサラー シューズ
3.ザズ=ザクのレルムスパイク
4.ストームサージ
5.シャドウフレイム
6.ラバドン デスキャップ
MIDラックス
1.ルーデン コンパニオン
2.ソーサラー シューズ
3.ストームサージ
4.シャドウフレイム
5.ラバドン デスキャップ
6.ヴォイド スタッフ
とにかく魔力を高め相手にダメージを出すことを重要視したアイテム選択となっています。ラックスは集団戦前にポークで相手の体力を削ったり、キャッチからのバーストで相手を倒し切るのが重要なため火力はとても大切な要素になります。
SUPの場合はデスキャップを購入せず、コントロールワードのために1枠開けておくのも有用です。
ラックスの立ち回り
ラックスの強みは射程の長さにあります、自分は安全なところから相手に一方的にダメージを与えるというのが重要です。基礎ステータスが低い上、ブリンクなどの逃げスキルも、相手の行動を阻止するCCも持たないため、接近されての殴り合いになってしまうと非常に不利になります。これはSUP運用でもMID運用でも同じであり、ラックスを使う上で最も気をつけなければいけないポイントとなります。
相手のスキルは避け、こちらのスキルを当て、射程の有利によりハラス・ポークを押し付けるのがラックスの強い立ち回りとなります。
SUPラックスは、ブリッツやノーチラスなどの難しい対面も多く運用が難しいため、今回はMIDラックスのリプレイをもとにラックスの実際の試合の動き方を解説します。
序盤戦
全てのスキルがミニオンにブロックされず射程も長いため、レーン戦でのハラス能力や切るプレッシャーに優れます。AoEスキルを活かしてプッシュの主導権を握りMIDのコントロールを取るのが大切です。
意図せずともプッシュウェーブになってしまうことも多く、ガンクには最新の注意を払いトリンケットやコントロールワードで敵JGの視界を確保し、味方JGの位置にも気を配りレーン戦を行う必要があります。
ラックスのEはレーン戦において非常に強力であり、メインのダメージスキルです。
Eを相手にヒットさせた後は、可能であればパッシブの爆発を狙いAAを入れます。
相手はスロウで逃げることが出来ず有利にダメージトレードを行うことができます。
EとAAを繰り返していると相手のヘルスを大きく削ることができます。
こういった場面ではQからのキルを狙うのが非常に有効です。
ラックスの足元にミニオンがいますが、Qは一体は貫通するためそのままオリアナもスネアにかかります。類似スキルのモルガナのQなどでは出来ない強みです。
ラックスは集団戦前に相手のヘルスを削るのが得意なチャンピオンです。
ドラゴンの前に先に陣取ることができたため、相手を進入させないように牽制します。
Qをオリアナに当てることができたため、Q→E→Rで大ダメージを与えます。
シヴァーナも大きく削ることができました。圧倒的な射程はラックスRの強みです。これで相手はもうドラゴンを諦めるか、ヘルスが減っているが無理して入るしかありません。
レーンプッシュが早く、ローミングしやすいのがラックスの強みでもあります。BOTレーンでファイトが起こった直後であり、ヴァルスがいないため相手のレーナーがヘルスが少ないにも関わらず居座っています。
ラックスのRの射程は長いため、相手に気づかれないところで詠唱を始めることができます。
BOTレーナー二人のキルを獲得することに成功です。長い射程を活かしてチャンスを見てTOPレーンやBOTレーンにスキルを打ちに行くのもラックスにおいて効果的な戦術です。
後半戦
全員がブーツを履き、MSが上がるとスキルを当てるのが困難になってきます。相手の逃げる方向を上手く読むことでスキルを当てていく必要があります。
ラックスの後半の役割はロングレンジからダメージを出すことです。ハラス・ポークで相手の柔らかい対象を狙い、持ち前のバースト力を叩き込むのが最も効果的となります。
タンクを落とすのはあまり得意ではないため、AoEの豊富さと超長射程を誇るRを用いてタンク越しに相手の後衛を狙えると、集団戦を決定づけることができます。
ラックスはサイドレーンでのプッシュには危険が伴うチャンピオンです。ウェーブクリアを行ったらすぐに味方と合流し、グループしてポークの機会を伺います。
正面からスキルを打つのではなく、このように横や斜めの角度で見えないところから打つとより効果的です。
キルチャンスを作る能力がラックスにはあります、相手がグループ出来ておらずケイトリンとオリアナのみ、ケイトリンが壁際にいてQが避けづらい状況であるのを見てフラッシュからのQで仕掛けます。
スネアにかかってしまったケイトリンはその場から動くことが出来ず、大ダメージを受けてしまいます。
ラックスを使う上で重要なのは広く戦局を見ることです。この場面ではジャックスとグラガスが戦っているため、そちらに歩み寄りますが、ヴァルスに大きく削られているオリアナがいるのも忘れてはいけません。
Ultが上がるのを待ち、オリアナをUltでキルします。
目の前の敵チャンピオンだけを注視してしまうのではなく、常に自身の長い射程を考え、キルできる対象を見つけ出す広い視野も大切となります。
ラックスの総評
長い射程から繰り出されるCCと圧倒的バースト力を兼ね備えた、強力なメイジチャンピオンです。しかしその分、それぞれのスキルの打ち方、スキルショットの精度は高いレベルを要求されます。
方向指定スキルを学ぶ上でピッタリのチャンピオンです。ぜひあたたもラックスを使い、光の魔法で敵を消し飛ばしてみましょう!
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ゲームホリック編集部
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