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シーズン11のメタ構成

【OW2】シーズン11のメタ構成は?ルール別に環境適正の高いチーム構成を紹介【オーバーウォッチ2】

2024/06/28

オーバーウォッチ2(OW2/OVERWATCH2)のメタ構成についてまとめています。シーズン11前半パッチ環境でのランクで強い構成、大会で見られる構成とランクで強い構成の違い、ルール・マップによって変わるキャラなどを解説しているので、OW2メタ構成について知りたい方は是非参考にしてください。

※シーズン初期のため今後の調整次第で大きく変化する可能性があります

シーズン11前半パッチのメタ構成

トレーサーは依然強い環境

トレーサー 前シーズンでも高い使用率を誇るトレーサーですが、現パッチでアンチピックのキャスディがリワークされアンチ力が下がったため、間接的にトレーサーがより強い環境になっています。

HPの低さから事故で人数不利になってしまうこともありますが、高い機動力でどんなマップでも戦えることもあり、汎用性とワンピック力どちらも高い優秀なキャラです。

タンクはマップ・構成で変化

ダイブラッシュポーク
D.Vaジャンカー・クイーンシグマ

現パッチのタンクは一部を除いてかなりバランスが取れていて、マップや構成に合わせて適したタンクをピックしていくことがより重要な環境となっています。

タンクの役割の1つに「味方ダメージがキルを狙いやすいエリア確保」があるため、敵の構成を見るのも重要ですが味方との噛み合いもより重要なポイントです。

サポートもタンク同様マップで変化

ダイブラッシュポーク
ブリギッテルシオバティスト

サポートもタンクに合わせてピックしたり、マップに依存しやすい環境と言えます。
特にどの構成にも使える万能ピックである「キリコ」がナーフされたことで、より味方との連携が求められるパッチになりました。

また、前シーズン同様にダメージを出すことが間接的に味方のヒール重要度を下げることにも繋がるため、味方の動きにフォーカスを合わせられるキャラをピックしていきましょう。

ルール・マップごとのメタ構成

エスコート・ハイブリッド

タンクダメージダメージサポートサポート
シグマトレーサーアッシュバティストゼニヤッタ

中~長距離の撃ち合いが多くなりやすいエスコートやハイブリッドルールは、ポークキャラが出しやすい環境です。

シグマは敵ヒットスキャンに対してバリアで射線を切ったり、ウルトで強制的にペイロード周りから剥がすなど、タンクの中でもルールへの適正度が高いキャラです。
敵が似たような構成なら耐久することも比較的容易なので、その間に味方が火力・キルを狙っていける点も優秀です。

ダメージはマップにも多少左右されますが、高台からの火力を狙いやすいアッシュやキャスディやソジョーンなどのキャラと、能動的に敵の後衛を狙ったりペイロード関与しやすいトレーサーの構成が優秀です。
キャスディとソジョーンが今パッチで調整され汎用性が下がったため、アッシュやエコーを含めたキャラの中からマップ・敵構成に合わせて適したピックをしていきましょう。

エスコート・ハイブリッドは高台をキープしながら敵味方に射線を通せることが多いので、サポートはポークキャラが出しやすく活躍もさせやすいです。
ただ、味方の配置によっては敵のフランカーに絡まれることが多くなるので、地形を利用して上手くいなしたり味方がカバーしやすいポジショニングを意識する必要があります。

コントロール

タンクダメージダメージサポートサポート
ジャンカー・クイーントレーサーベンチャールシオブリギッテ

コントロールはインファイトでの戦いになりやすいため、ダイブ構成やラッシュ構成が刺さりやすいマップ・ルールです。

調整内容としては操作感の改善というニュアンスが強いものの、数値的にはバフを受けたジャンカー・クイーンがマップ・ルールとの噛み合いが良いです。
そのジャンカー・クイーンに対するアンチピックとしてザリアも戦いやすく、そのザリアにアンチのラインハルトも活躍させられるため、タンクはじゃんけんになりやすいルールでもあります。

マップ構造的にも射線を切りつつ敵に近付きやすいことが多いので、トレーサーやベンチャーなどのフランカーキャラと相性が良いです。
取り返しの際のベイトもしやすいキャラなので、味方とタイミングを合わせられれば戦況を大きく動かしやすい点も優秀です。

サポートは味方の動きに合わせやすい機動力を持ったキャラが複数いるので、敵構成との噛み合いも見てピックしていきましょう。
攻防どちらも汎用性が高く無難なルシオ、攻める場面での圧が強いブリギッテ、阻害などによる事故を防げるキリコ、恒常的な火力・ヒールがしやすいモイラ、などのキャラがルール・マップとの相性も良いサポートキャラです。

プッシュ

タンクダメージダメージサポートサポート
D.Vaトレーサーソジョーンキリコルシオ

プッシュはロボット周りのインファイト、ポイント付近の高台と近/中距離どちらの戦闘も発生しやすいルールのため、機動力がありつつインファイトも戦いやすいキャラが優秀です。

プッシュは他ルールと比べて構成に合わせて様々なピック選択肢が生まれますし、比較的色々なタンクが活躍しやすいルールと言えます。
ダイブ構成ならD.Vaやウィンストン・ドゥームフィスト、ラッシュ構成ならジャンカー・クイーンやオリーサ・ザリア、ポーク構成ならシグマやマウガなどが現パッチなら選択しやすいタンクキャラです。

ダメージは機動力もありつつ火力の出しやすいキャラがルール適性高めなので、トレーサーやソジョーンなどが環境的に上位ピックになります。
マップや敵の構成によってはファラ・エコーも出しやすいルールなので、タンクに比べると幅は狭いものの選択肢は複数あるルールです。

タンク&ダメージが高機動キャラになりやすいルールのため、サポートは自衛能力が高いキャラの方が環境に噛み合っています。
ルシオやキリコなら味方と合わせて行動しやすいため、孤立する心配が少ない無難なピックと言えます。

フラッシュポイント

タンクダメージダメージサポートサポート
ドゥームフィストトレーサーキャスディアナルシオ

フラッシュポイントはコントロールと似ているものの、より短期的なワンピックを取れるキャラが優秀です。

キャスディリワークで環境的に動きやすいドゥームフィストやレッキングボールなどのフランカーかつ瞬間火力を出しやすいタンクが特におすすめです。
また、マップ構造的にインファイトになりやすいため、インファイトが得意なジャンカー・クイーンやザリアなども適正度の高いピックと言えます。

ダメージはタンク同様にフランカーとしてのトレーサー、敵のフランカーを制しやすいキャスディあたりが環境的にも強いピックです。
また、エリア内でのインファイトを意識するなら今パッチで強化された、シンメトラやメイも比較的出しやすいルールです。

サポートはコントロール同様に味方の動きに合わせやすいルシオや狭いエリアが多く阻害が狙いやすくウルトがフランカーと相性の良いアナあたりが構成との噛み合いが良いです。

大会構成とランク構成の違い

連携力の差が一番大きい

大会でプロチームが使っている構成がそのまま環境的に強い構成であることもありますが、基本的にランクマッチよりもチームプレーによる連携力が段違いなため、実際の環境よりもキャラが強く見えることが多いです。

特にウルトの使用タイミングやアビリティ管理によるラッシュなどはランクマッチで合わせるのが難しいため、瞬間火力よりも継続火力の方がランクでは安定しやすい傾向にあります。

得意ピックを優先して構成が歪みやすい

特定の選手が得意としているキャラを軸に構成を組んでいるチームもいるため、オフメタと言われる環境的に強くないキャラが採用されていたり、完全ミラー構成ではなく1キャラ違いがあるといったことも競技シーンだと多く見られます。

ほぼOTPでグラマス帯にいるような実力を持っている選手が使っているから強いのであって、ランクマッチ環境で強いとは限らない点に注意しましょう。

ゲームホリック編集部

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